【サウナ小屋制作その5】束柱に枠組みを取り付ける
作業内容
買い出し
- コードレスサンダー(Amazonで購入)
- 皿取り錐(Amazonで購入)
- 2x4材(防腐剤注入済み) 3,000mm 2本
- 2x4材(防腐剤注入済み) 3,100mm 2本
- コーススレッド 4.2 x 75
- F型クランプ 2本
- キシラデコール(追加)
- 防草シート 1m x 10m
- 防草シート用のピン
カットした2x4材のサンダー掛け
材木のカットはホームセンターでやってもらったのですが、仕上げまではしてくれませんのでサンダーを購入し、防腐剤を塗る前にサンダー掛けをします。
電動ドライバーをBoschで買っていたのでバッテリーを流用できるようにサンダーもBoschにしてみました。
防腐剤の塗布
前回同様キシラデコールで購入した2x4材を塗装しました。
0.7L入りのものだとすぐになくなってしまう事がわかったので、次回は大きめの物を買おうと思います。
乾燥まで6時間ほど暇なので、養老渓谷で滝を見にいったりなどして時間を潰しました。
この辺りは色々とすごそうな温泉があったので気になるところです。
板の貼り付け
まず、小屋の下に雑草が生えてこないよう防草シートをしきました。
適当な長さにカットして防草シートを固定するピンを差し込むだけで完成です。
そのあと、前回作業した四角の束柱に対してカットした2x4材をコーススレッドで貼り付けていきます。
まずは2x4材をF型クランプで束柱に固定し、皿取り錐で下穴を開けていきます。
下穴を開ける理由は2x4材が割れないようにするためですが、皿取り錐を使うと下穴を開けると同時に皿取りも出来るため、ネジ頭を埋め込んだりダボ穴を作ったり出来ます。
下穴を開けたらコーススレッドで固定していくだけです、今回は念のため前回よりも長めのコーススレッドで固定しました。
養老渓谷でダラダラ過ごしすぎて作業時間が夜になってしまったので画像を取る余裕がなくなってしまいました。。。
ここまでの出費
- コードレスサンダー:9,300
- 皿取り錐(さらとりきり):3,000
-
2x4材(防腐剤注入済み)4本:4,550
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コーススレッド(ステンレス) 4.2 x 75:1,400
- 皿取り錐(さらとりきり):3,000
- F型クランプ 2本:3,000
- キシラデコール(追加):3,300
- 防草シート 1m x 10m:2,400
- 防草シート用のピン:500
前回までの出費:1,186,200円
今回の出費:27,450円
Total:1,213,650円
【サウナ小屋制作その4】基礎に束柱を取り付ける
作業内容
買い出し
電動ドライバーはネット通販で購入し、その他はホームセンターで購入しました。
角材は足になる部分ですが、太い方が強度高いのでは?という単純な考えで6x6にしてみました。
多少割高ですが念の為、防腐剤注入済みの木材を買っています。
それぞれの金額などは記事の最後に書いています。
-
電動ドライバー
- 電動ドライバー用ビット
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コーススレッド 3.8 x 57
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6x6の角材 40cm x 4本(防腐剤注入済み)
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キシラデコール(チーク)
- 塗布用ハケ
- 塗料を混ぜる棒
防腐剤の塗布
ねじ止めする前にホームセンターでカットしてもらった角材にキシラデコールという防腐剤の塗料を塗ります。
今回買った角材は防腐剤注入済みのものですが、更に塗る事で木材の持ちがよくなると店員に言われたので念の為塗ることにしました。
今回使用した塗料は水性なので乾くまで5〜6時間は待たないといけません。
乾燥を待っている間暇なので、ご飯を食べたり近場の観光地などをぶらつきながらひたすら待ちます。。。
コーススレッドを打ち込む
だいたい乾いたら前回埋め込んだ沓石と角材に電動ドライバーでコーススレッドを打ち込みます。
これを四角に対して行って作業終了。
作業自体は簡単ですぐに終わるのですが、防腐剤の乾燥待ち時間が結構キツい。。。
久しぶりのサウナ建築作業、はじめてのインパクトドライバーの衝撃に圧倒。 pic.twitter.com/K3ykXw09a0
— つがるろまん (@huti3) 2021年3月27日
今までの出費
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電動ドライバー:15,000円
- 電動ドライバー用ビット:400円
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コーススレッド 3.8 x 57(300本入り):700円
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6x6の角材 40cm x 4本(防腐剤注入済み):2,500円
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キシラデコール(チーク):3,300円
- 塗布用ハケ(5個入り):600円
- 塗料を混ぜる棒:150円
前回までの出費:1,163,550円
今回の出費:22,650円
Total:1,186,200円
【サウナ小屋制作その3】基礎を作る
作業内容
お買い物
今回作業に使う道具や建材などの買い出しをしてスタート、それぞれの金額などは記事の最後に書いています。
- 計測用のロープとクイ
- 水平器
- メジャー
- 四角に配置する用の沓石 4つ
- 四角の間に配置する用ブロック 4つ
- 真ん中用のブロック 2つ
- 水平を取るための2x4材
- 砕石4号、6号
- タンパー(砕石をたたいて水平にする道具)
- モルタル 25kg
- 左官フネ(モルタルを練る容器)
設置箇所の計測
今回は3m x 3mのサイズでサウナ小屋を建てると決めていたので、まずはサウナ小屋を建てる場所をロープとクイで仮決め。
穴掘り
仮決めした四角に沓石(土台となる石)とブロックを設置するために穴を掘ります。
砕石を投入しタンパーで叩く
土のままだと安定しないので、砕石という砂利のようなものを入れていきます。
まずは6号の細かいものを入れそのあとに4号の大きめのものを入れてタンパーでだいたい水平になるように固めました。
沓石とブロックの仮置き
その後沓石やブロックを水平になるように仮置きし、モルタルを流し込みます。
モルタルは水を加えて練るだけなので物凄く簡単に作れました。
この作業を9箇所全て行ったものがこちらになります。
真ん中は多少ずれてても大丈夫なようにブロックを多めに配置しています。
ここまでの出費
-
上水道工事+立水栓:700,000円(予想以上にお金がかかった。。。)
- 計測用のロープ:300
- 計測用のクイ:1,000
- 水平器:1,000
- メジャー:500
- 沓石と基礎:5,400
- モルタル:2,750
- 左官フネ:1,250
- タンパー:3,000
- 砕石:2,000
- 水平を取るための2x4材:350
前回までの出費:447,000円
今回の出費:716,550円
Total:1,163,550円
【サウナ小屋制作その2】ひたすら整地
整地作業については特筆すべき事がないので、ツイッターに上げてた動画をまとめ記事にしました。
ここの土地は周りの住民が雑草や木を燃やして埋めたりしていたらしく、地盤がゆるゆるでデコボコしてたので想定していた以上に時間がかかる作業になっちゃいました。
作業内容
土地整備の初出動、終わりが見えない、からのつぼや pic.twitter.com/CjJT4xEXu9
— つがるろまん (@huti3) 2020年11月8日
土地開拓二回目、筋肉痛がエグい。#サウナツクリタイ pic.twitter.com/DUpXMLDQ5U
— つがるろまん (@huti3) 2020年11月24日
土地開拓その3、整地だけでクソほど時間かかることを改めて実感。#サウナツクリタイ pic.twitter.com/7FJS7XOsDi
— つがるろまん (@huti3) 2020年12月7日
土地開拓その4。だいぶスッキリしてきた、来週はひたすら土の詰め込み作業😇#サウナツクリタイ pic.twitter.com/DlrVwQS8Ji
— つがるろまん (@huti3) 2020年12月14日
土地開拓その5、土嚢袋150個完成。
— つがるろまん (@huti3) 2020年12月21日
あと400袋分くらいの土がある…
はやく #サウナツクリタイ pic.twitter.com/JdYKS3vn3y
この後、近くの空き地に土を捨ててもよいと許しを頂いたため積み上げた土嚢袋をひたすら運搬し土を捨てるという作業を2〜3日行いました。
本来なら土嚢袋をお金を払って処分(一袋200円くらい?)してもらう予定だったのでかなりお財布的に助かりました。
500袋分でも最低10万円くらいかかりそうだったので。。。
40坪分全て整地しようとしていたのですが、あまりに時間がかかりすぎるしモチベーションも維持出来なそうだったので断念し、サウナ小屋を建てる場所については多少デコボコしていても問題ない気がするので一旦整地はやめました。
余談ですが、「どの太郎」というものがあって、かなりのスピードで土嚢に土を入れる事が出来るのでものすごい便利でした。
ここまでの出費
細かい値段ははしょってます。
- 一輪車:5,000円
- 耕運機+バッテリー:20,000円
- スコップ 3本:3,000円
- 土嚢袋500袋ほど:10,000円
- どの太郎 2つ :4,000円
前回までの出費 405,000円
Total:447,000円
【サウナ小屋制作その1】土地購入までの経緯
土地探し開始
2020年4月、サウナ小屋を建てるにあたって、まずは土地が必要だろうと考えました。
土地を探すための知識などはないので、最初はおもむろに「土地 買う」とかでググってました。
スーモやホームズなどで関東近郊の土地を探しまくりましたが、色々とみているうちに関東近郊だと千葉が一番安そうという事に気づき(都心から1時間ほどのアクセスで坪単価1万円前後が多々存在する)探す場所を千葉にしぼりました。
とはいえ家がついているとどれだけ古くても100万円以上は必須。
ローン組めばいいやと適当に考えていたが、不動産の方に話を聞くとどうやら古い家でローン組むのはちょっと難しいらしい。
フラット35などのローンは新しめの家じゃないと適用できないという事もこの段階で知りました。
仕方がないので再び安い土地を探す事に。
安い土地といえば地目が農地、山林などになっているものが多いのですが 農地は農家じゃないと買えないとかハードルが結構高かったりするので山林一択となりました。
実際に家を建てる場合は農地でも農地転用の申請を行う事で買うことができるらしいが、結構時間がかかるうえ色々と面倒らしいです。
全然土地の情報がない
10〜20万前後の物件を見てみた結果、土地に車道が隣接していない、土地までの道をまずは開拓しなければならないなど、アクセスが悪かったり、使うのが難しそうな土地ばかりでした。
不動産の方に聞いた話では、実際に存在する物件情報の2割くらいしかネットには出ていないらしく(掲載料金がかかるので、安い土地の場合は掲載料金すら出したくないとかあるらしい)実際にはタダ同然の価格で売りたい人は沢山いるらしいが、不動産的に微々たる利益、もしくは赤字にしかならないのでほとんど扱わないらしいです。
たしかに車で走っていると、売地の看板は出ているがネットには掲載されていない物が多々存在していた。
なので売地の看板に書いてある不動産に、似たような条件の土地がないかかたっぱしから電話して聞いたりしてみました。
やっと土地を見つけた
そんなこんなで土地探しを開始してからおよそ半年ほど、ひたすらネット上に出ている物件の内見と現地での土地探しをしていたところ、ハウスメーカーが建築条件つきの土地を10万円で出しているのを見つけました。
色々と条件はあるみたいですが、とりあえず即交渉し内見に。
以下が実際に内見した時の土地の写真。
土地探しをしている時は宿泊施設とか、テントサイトを作りたいとか色々やりたいことはあったのですが、いくらでも妄想が広がってしまうし、金銭的にも時間的にも余裕がなかったのでとりあえずサウナ小屋を作ることだけを考えて、必要最低限の大きさで上水道が通せるならとりあえずヨシと着地しました。
本来この土地は建築条件付きの土地だったため10万円という価格でしたが、交渉した結果、建築条件無しなら坪1万円でいいですという事になりました。
土地自体は50坪で、私道が10坪ほどあったため最終的に40坪40万円で購入を決断。
登記について
土地を買うと登記の手続きを行わなければなりません。
一般的には司法書士に依頼(10万円ほどかかる)するらしいのですが、書類さえあれば誰でもできるっぽいので今回は自分たちでやってみました。
大変ありがたい事に、登記に必要な書類を不動産の方で用意してくれたので、細かい部分を追記したりするだけで書類は完成しました。
完成した書類を法務局に持っていき、ちょっとした修正などを行い収入印紙を5千円分ほど購入し登記は完了でした。
ちなみに法務局へいくと土地の評価額などがわかるのですが、そこには29万円と書いてありました。
今後土地を購入する際はあらかじめ土地の評価額を調べておくと交渉や判断の材料になるのかもしれません。
ここまでの出費
- 土地:40万円
- 収入印紙:5千円
Total:405,000円
ブログの概要
はじめに
このブログではただのサウナ好きITエンジニア(DIY経験なし)が土地を買ってサウナ小屋を建てるまでの記録や、山林を借りて色々遊んだりする上で溜まった知見などを書いていこうと思っています。
個人が土地を買ってサウナ小屋を建てるとしたらどういう順序で、一体いくらぐらいかかるのかを赤裸々に書いていくつもりです。
なにぶん素人なのでネットや本で得た情報を元に作業しています。そのため雑な部分や適当な部分が多々あると思いますがご容赦ください。
サウナにはまったきっかけ
私はもともと温泉やスーパー銭湯は好きでしたがサウナは興味ありませんでした。
子供の頃になんか楽しそうみたいなノリでちょっと入ったことがある程度です。
きっかけはコロナ禍の最初の頃、2020年3月。
ダイエットに効果的などと友人に言われスーパー銭湯のサウナに入ってみる事に。
友人に言われるがままに6分ほどサウナに入り、初めて水風呂にも入ってみました。
何セットか入っているうちになんとなく気持ちいい感じになったのですが、疲れてるから気持ちよく感じるのかなー程度に思っていました。
その後、なんとなく気になってサウナについてググっていたらAmazonプライム・ビデオで「サ道」というドラマがあることを知り、サ道に出てくるサウナ施設や近所のサウナに行くようになりました。
テントサウナを購入してアウトドア+サウナにも手を出したりもしました。
もともと多趣味というか、熱しやすく冷めやすい性分なので簡単にハマってしまいました。
サウナ小屋を作ろうと思ったきっかけ
色々なサウナに入っているうちに、ロウリュウを好きなだけやりたいとか、温度は90度くらいがいいな、などの欲望が出てきました。
おそらくサウナーなら一度は憧れる事なのではないでしょうか。
この時はどハマりしていたので、サウナ小屋くらい作れるんじゃない?と口走ったのをきっかけに土地探しが始まりました。