【サウナ小屋制作その8】 床板をはる
前回までの状況
今回行う作業の予定
作業内容
買い出し
- 針葉樹合板 3x6 15mm 8枚
合板のカット
まずは土台に合わせて合板をカットする必要があります。
合板の規格で3x6というのはm(メートル)ではなく、寸という単位らしくまずは土台に合うようにどういう長さにカットすればいいのかを考えます。
CADを使っていたおかげで長さを考えるのはだいぶ楽でした。
必要な長さが分かったら寸法出しをしてホームセンターでカットしてもらいました。
毎度毎度木材をカットしてもらっては軽トラを借りて土地に木材を置いて軽トラを返却する、という事をやってるのですが2時間くらいかかっちゃうので結構しんどいです。。。
とりあえず置いてみる
長さに問題がないか確認するのもふくめてとりあえず置いてみました。
一気にそれっぽさが出てきて感動します。
この時に気づいたのですが、土台がちゃんとした正方形ではなく若干菱形になっていたため端っこが不恰好なことになってます。
ずれている部分を切り取ればいいのかもしれないですが、今後菱形のまま続けていくと壁を作る時も面倒な事になりそうなのでこのまま続ける事にしました。
コーススレッドを打つ場所に印をつける
合板をはるときは15cm間隔でコーススレッドを打つのがよいそうなので印をつけ、かたっぱしからコーススレッドを打ち込んでいきます。
どこにコーススレッドが打てるんだっけ?となったら一旦取り外してチェックしながら進めましたが、結構時間がかかりました。
ちゃんとした精度で土台が作れていればコーススレッドを打つ場所も容易に目星がつきそうな気がします。
やはり基礎、土台は大事なんだとあらためて実感。
完成
色々と問題がありつつも、とりあえず打ち終わったのでヨシとします。
歩いてみるとコーススレッドを打つ前に比べてだいぶしっかりした気がします。
とはいえこの上に100kgオーバーのサウナストーブ&ストーンが乗ったり人が2〜3人乗るサウナベンチが乗る事を考えると少々不安があります。
耐水合板なるものも存在するっぽいので、強度アップを兼ねてこの上に耐水合板をはる事も検討中です。
今回使っている合板は特類の2級というもので、雨には強いらしいですが念の為ブルーシートで覆っておきました。
ここまでの出費
- 針葉樹合板 3x6 15mm 8枚:16,600円
前回までの出費:1,296,250円
今回の出費:16,600円
Total:1,312,850円
参考書籍
【サウナ小屋制作その7】根太を増やして縦軸を入れる
前回までの状況
今回行う作業の予定
以下を追加する予定。
- 青色:縦軸
- 赤色:根太(ねだ)
当初は根太だけ追加して床板をはってしまおうと思っていたのですが、色々調べてみるうちに強度が全然足りなそうという事に気づいたため縦軸を入れる事にしました。
作業内容
買い出し
- インパクトドライバー
- 2x4 4本
- 6x6 1本
- 手ノコ 2本
- F型クランプ 2本
- ゴムハンマー
木材のカットと防腐剤の塗布
木材は全て防腐処理されたものを使用し、ホームセンターでカットしてもらいます。
今までカットした余りの廃材が残っていたので縦軸には廃材を利用しました。
結構な量の木材を切らねばならなかったので今回は二人で手ノコを使って切断しました。
根太の追加
前回作った根太の中間に根太を追加しました。
今までコーススレッドを打つ時は電動ドライバーで下穴を開けてビットを付け替えたあとコーススレッドを打っていたのですが、パワー不足を感じインパクトドライバーを導入してみました。
これで下穴は電動ドライバー、コーススレッドを打つ時はインパクトドライバーと持ち替えるだけですむのでとても楽です。
なによりインパクトドライバーのパワーがすごい、最初からインパクトドライバーを変えばよかったと猛省。
縦軸の追加
切断した廃材をハンマーで叩きながら根太の間にはめていきます。
最初はキャンプ用のペグハンマーで叩いていたのですが、木が割れるので急遽ゴムのハンマーを買いに行きました。
はめこんだ縦軸はコーススレッドを斜め打ちして止めていきます。
一通り打ち終わったものがこちら。
なんとなくいけそう感があるので次回は床板をはろうと思います。
ここまでの出費
- インパクトドライバー:12,800円
- 2x4 4本:4,700円
- 6x6 1本:4,200円
- コーススレッド(追加):500円
- 手ノコ 2本:2,000円
- F型クランプ 2本:4,500円
- ゴムハンマー:500円
前回までの出費:1,267,050円
今回の出費:29,200円
Total:1,296,250円
【サウナ小屋制作その6】根太と根絡みをつける
前回作業までの状況
今回行う作業の予定
以下を追加する予定。
- 青色:根絡み(ねがらみ)
- 赤色:根太(ねだ)+束柱
上の3D図はcaDIY3DというWindowsのソフトを使用しました。
DIYに特化しており、用意されている木材の規格を選択して長さを変えたりするだけで簡単に上記のような設計が出来ます。
作業内容
買い出し
- 電動ノコギリ+バッテリー(Amazon)
- 2x4 8本
- 6x6 5本
- キシラデコール(追加)
- コーススレッド(追加)
- ペンキを塗るハケ(追加)
カットした2x4材のサンダー掛け&防腐剤の塗布
前回同様まずは買ってきた木材に防腐剤を塗って6時間ほど乾燥を待ちます。
2x4材のカット
塗装が乾き、いざ根太を取り付けようとして発覚したのですが、根太のカット寸法を間違ってしまった模様です。
普通のノコギリでも多分よかったんですけど、別件で進めているプライベートキャンプ場の整地にも使えそうなので電動ノコギリを使ってカットする事にしました。
寸法を合わせてカット、サンダーで削りカットした面を再塗装。。。
サンドイッチ工法
気を取り直して作業を進めていきます。
今回のやり方は束柱を2x4材でサンドしていく方法になるので、サンドイッチ工法になるんだと思います。
サンドイッチ工法の場合、強度は落ちるが初心者向けらしいです。
クランプで固定し、下穴を開けて根太と根絡みをひたすら取り付けていきます。
一通り打ち付け終わったのがこちら。
やってみて思ったのですが、根太と根太の間が結構広いためこのまま床面を貼ると強度的に問題がありそうです。
サウナストーブはストーンと合わせると結構な重さ、製品にもよると思いますが100kgとかあるものもあるので。。。
そのため、次回は根太を追加し補強しようと思います。
ここまでの出費
- 電動ノコギリ (コードレス):17,600円
- BOSCH(ボッシュ) DIY18V 2.5Ahバッテリー&充電器セット:9,200円
- 2x4 8本:9,100円
- 6x6 5本:6,400円
- キシラデコール(追加):10,000円
- コーススレッド(追加):500円
- 塗布用ハケ(5個入り):600円
前回までの出費:1,213,650円
今回の出費:53,400円
Total:1,267,050円
【サウナ小屋制作その5】束柱に枠組みを取り付ける
作業内容
買い出し
- コードレスサンダー(Amazonで購入)
- 皿取り錐(Amazonで購入)
- 2x4材(防腐剤注入済み) 3,000mm 2本
- 2x4材(防腐剤注入済み) 3,100mm 2本
- コーススレッド 4.2 x 75
- F型クランプ 2本
- キシラデコール(追加)
- 防草シート 1m x 10m
- 防草シート用のピン
カットした2x4材のサンダー掛け
材木のカットはホームセンターでやってもらったのですが、仕上げまではしてくれませんのでサンダーを購入し、防腐剤を塗る前にサンダー掛けをします。
電動ドライバーをBoschで買っていたのでバッテリーを流用できるようにサンダーもBoschにしてみました。
防腐剤の塗布
前回同様キシラデコールで購入した2x4材を塗装しました。
0.7L入りのものだとすぐになくなってしまう事がわかったので、次回は大きめの物を買おうと思います。
乾燥まで6時間ほど暇なので、養老渓谷で滝を見にいったりなどして時間を潰しました。
この辺りは色々とすごそうな温泉があったので気になるところです。
板の貼り付け
まず、小屋の下に雑草が生えてこないよう防草シートをしきました。
適当な長さにカットして防草シートを固定するピンを差し込むだけで完成です。
そのあと、前回作業した四角の束柱に対してカットした2x4材をコーススレッドで貼り付けていきます。
まずは2x4材をF型クランプで束柱に固定し、皿取り錐で下穴を開けていきます。
下穴を開ける理由は2x4材が割れないようにするためですが、皿取り錐を使うと下穴を開けると同時に皿取りも出来るため、ネジ頭を埋め込んだりダボ穴を作ったり出来ます。
下穴を開けたらコーススレッドで固定していくだけです、今回は念のため前回よりも長めのコーススレッドで固定しました。
養老渓谷でダラダラ過ごしすぎて作業時間が夜になってしまったので画像を取る余裕がなくなってしまいました。。。
ここまでの出費
- コードレスサンダー:9,300
- 皿取り錐(さらとりきり):3,000
-
2x4材(防腐剤注入済み)4本:4,550
-
コーススレッド(ステンレス) 4.2 x 75:1,400
- 皿取り錐(さらとりきり):3,000
- F型クランプ 2本:3,000
- キシラデコール(追加):3,300
- 防草シート 1m x 10m:2,400
- 防草シート用のピン:500
前回までの出費:1,186,200円
今回の出費:27,450円
Total:1,213,650円
【サウナ小屋制作その4】基礎に束柱を取り付ける
作業内容
買い出し
電動ドライバーはネット通販で購入し、その他はホームセンターで購入しました。
角材は足になる部分ですが、太い方が強度高いのでは?という単純な考えで6x6にしてみました。
多少割高ですが念の為、防腐剤注入済みの木材を買っています。
それぞれの金額などは記事の最後に書いています。
-
電動ドライバー
- 電動ドライバー用ビット
-
コーススレッド 3.8 x 57
-
6x6の角材 40cm x 4本(防腐剤注入済み)
-
キシラデコール(チーク)
- 塗布用ハケ
- 塗料を混ぜる棒
防腐剤の塗布
ねじ止めする前にホームセンターでカットしてもらった角材にキシラデコールという防腐剤の塗料を塗ります。
今回買った角材は防腐剤注入済みのものですが、更に塗る事で木材の持ちがよくなると店員に言われたので念の為塗ることにしました。
今回使用した塗料は水性なので乾くまで5〜6時間は待たないといけません。
乾燥を待っている間暇なので、ご飯を食べたり近場の観光地などをぶらつきながらひたすら待ちます。。。
コーススレッドを打ち込む
だいたい乾いたら前回埋め込んだ沓石と角材に電動ドライバーでコーススレッドを打ち込みます。
これを四角に対して行って作業終了。
作業自体は簡単ですぐに終わるのですが、防腐剤の乾燥待ち時間が結構キツい。。。
久しぶりのサウナ建築作業、はじめてのインパクトドライバーの衝撃に圧倒。 pic.twitter.com/K3ykXw09a0
— つがるろまん (@huti3) 2021年3月27日
今までの出費
-
電動ドライバー:15,000円
- 電動ドライバー用ビット:400円
-
コーススレッド 3.8 x 57(300本入り):700円
-
6x6の角材 40cm x 4本(防腐剤注入済み):2,500円
-
キシラデコール(チーク):3,300円
- 塗布用ハケ(5個入り):600円
- 塗料を混ぜる棒:150円
前回までの出費:1,163,550円
今回の出費:22,650円
Total:1,186,200円
【サウナ小屋制作その3】基礎を作る
作業内容
お買い物
今回作業に使う道具や建材などの買い出しをしてスタート、それぞれの金額などは記事の最後に書いています。
- 計測用のロープとクイ
- 水平器
- メジャー
- 四角に配置する用の沓石 4つ
- 四角の間に配置する用ブロック 4つ
- 真ん中用のブロック 2つ
- 水平を取るための2x4材
- 砕石4号、6号
- タンパー(砕石をたたいて水平にする道具)
- モルタル 25kg
- 左官フネ(モルタルを練る容器)
設置箇所の計測
今回は3m x 3mのサイズでサウナ小屋を建てると決めていたので、まずはサウナ小屋を建てる場所をロープとクイで仮決め。
穴掘り
仮決めした四角に沓石(土台となる石)とブロックを設置するために穴を掘ります。
砕石を投入しタンパーで叩く
土のままだと安定しないので、砕石という砂利のようなものを入れていきます。
まずは6号の細かいものを入れそのあとに4号の大きめのものを入れてタンパーでだいたい水平になるように固めました。
沓石とブロックの仮置き
その後沓石やブロックを水平になるように仮置きし、モルタルを流し込みます。
モルタルは水を加えて練るだけなので物凄く簡単に作れました。
この作業を9箇所全て行ったものがこちらになります。
真ん中は多少ずれてても大丈夫なようにブロックを多めに配置しています。
ここまでの出費
-
上水道工事+立水栓:700,000円(予想以上にお金がかかった。。。)
- 計測用のロープ:300
- 計測用のクイ:1,000
- 水平器:1,000
- メジャー:500
- 沓石と基礎:5,400
- モルタル:2,750
- 左官フネ:1,250
- タンパー:3,000
- 砕石:2,000
- 水平を取るための2x4材:350
前回までの出費:447,000円
今回の出費:716,550円
Total:1,163,550円
【サウナ小屋制作その2】ひたすら整地
整地作業については特筆すべき事がないので、ツイッターに上げてた動画をまとめ記事にしました。
ここの土地は周りの住民が雑草や木を燃やして埋めたりしていたらしく、地盤がゆるゆるでデコボコしてたので想定していた以上に時間がかかる作業になっちゃいました。
作業内容
土地整備の初出動、終わりが見えない、からのつぼや pic.twitter.com/CjJT4xEXu9
— つがるろまん (@huti3) 2020年11月8日
土地開拓二回目、筋肉痛がエグい。#サウナツクリタイ pic.twitter.com/DUpXMLDQ5U
— つがるろまん (@huti3) 2020年11月24日
土地開拓その3、整地だけでクソほど時間かかることを改めて実感。#サウナツクリタイ pic.twitter.com/7FJS7XOsDi
— つがるろまん (@huti3) 2020年12月7日
土地開拓その4。だいぶスッキリしてきた、来週はひたすら土の詰め込み作業😇#サウナツクリタイ pic.twitter.com/DlrVwQS8Ji
— つがるろまん (@huti3) 2020年12月14日
土地開拓その5、土嚢袋150個完成。
— つがるろまん (@huti3) 2020年12月21日
あと400袋分くらいの土がある…
はやく #サウナツクリタイ pic.twitter.com/JdYKS3vn3y
この後、近くの空き地に土を捨ててもよいと許しを頂いたため積み上げた土嚢袋をひたすら運搬し土を捨てるという作業を2〜3日行いました。
本来なら土嚢袋をお金を払って処分(一袋200円くらい?)してもらう予定だったのでかなりお財布的に助かりました。
500袋分でも最低10万円くらいかかりそうだったので。。。
40坪分全て整地しようとしていたのですが、あまりに時間がかかりすぎるしモチベーションも維持出来なそうだったので断念し、サウナ小屋を建てる場所については多少デコボコしていても問題ない気がするので一旦整地はやめました。
余談ですが、「どの太郎」というものがあって、かなりのスピードで土嚢に土を入れる事が出来るのでものすごい便利でした。
ここまでの出費
細かい値段ははしょってます。
- 一輪車:5,000円
- 耕運機+バッテリー:20,000円
- スコップ 3本:3,000円
- 土嚢袋500袋ほど:10,000円
- どの太郎 2つ :4,000円
前回までの出費 405,000円
Total:447,000円